サマリーポケットにダンボール預けてみたので簡単にレビューでも
前置き
シリコンバレーほどではないにしろ、東京の家賃は高い。2017年の調査によると世界10位の高さででベッドルーム2つあると平均22万4100円/月するらしい。一人暮らし用の賃貸を探していても居住スペース的な狭さに加えて収納の少なさも目立ち、物捨てられない人間でなくてもつらい。
そういった際に検討対象となるのが一昔前ではトランクルームを借りることだったりするが、預けるまでのラストワンマイルは利用者が持ち込む前提だったりして、マイカー持っていない都民にはハードルが高いところ。
最近ではその代替として、ダンボールというある種のコンテナonlyなら、運送のところまで受け持つサービスも増えてきており、以下はその比較。
サービスの比較
trunk
ダンボールサイズによってプランを分けているところもあるがtrunkは1箱500円固定。アイテム撮影つき。運営会社の資本金は一番大きい。数日前に楽天Pay対応をした。HIROIE
畳単位で借りるタイプ。一番トラディショナルなトランクサービスに近い。あまり上手くいっていなかった?のか10月に事業譲渡で運営が変わっている。MONOLESS 普通のダンボールは1箱333円から。専用ボックスは少し安いがその分サイズが小さい。宅配クリーニングのサービスもやっている他、運営が他に引っ越しサービスも運営している。
minikura
ダンボール単位では最安だが、箱が正方形の独自形式で一般のダンボールより小さい。写真撮影サービスもある。運営が少し前にNewsPicksで特集されていた寺田倉庫。サマリーポケット
同じく運営が寺田倉庫。こちらの方が新しく、Webだけでなくアプリもある。ラージボックスや本専用のプランがある。
簡易まとめ
実際に預けてみる
サマリーポケットが一番機能が豊富そうだったので実際に預けてみる。エコノミープランが写真撮影などない代わりに一番安い。
1 - ダンボールを頼む
ダンボールを頼んだ分だけ家に届きます。標準的な引っ越し段ボールと比べると立方体ボックスは少し短辺が長めで、長辺が縮まるイメージ。
2 - 段ボールに中身を入れる
ダンボールが歪まない程度に詰めます。容量だけでなく重量制限もあるので注意。小さめのレギュラーボックスでも本を詰めたら20kg超えてしまった。紙の比重はばらつきが大きいので参考までにのせておくと1辺38cmの立方体に詰めると本は23.6kg。
本専用のブックスボックスは他より小さく、最初エコノミーの方がコスパがいい気がしたが、結局詰め切れないので1コンテナ1役割という設計にするなら素直にブックスボックス使っておけばよかった。
段ボールの重さは体重計の設計内なら、普通に乗った時と段ボールを持って乗った時の差分をとるとよいです。体重計の面積は段ボールのそれより小さいので直接載せてもメーターが読めぬ。
3 - ダンボールを宅配業者に預ける
送られてきたダンボールに付いてきた伝票を貼って渡すと「専用シールがあるのでいらないです」と言われる。なぜつけたし。
4 - Webサイトに登録される
少し待つとWebサイトに登録されます。4箱しか送っていないのに7箱登録されたので運営に問い合わせる。すぐになおしてもらったが結構取り違えとかこわいなあ。
その他制限事項
- 預けられるものに制限あり
預けられるものに制限があり、食器などは預けられない。結婚だったり、実家に帰るなりで余ること多そうなんですけどね。
- 保険
利用規約をみると火災保険はデフォルトでついてくる模様。クリーニングオプションの保証だと購入から2年以上経っていると20%以下の補償しかないので微妙かもしれない。
所感
発展途上なのか所々洗練していない気がする。今後に期待。