VTuber関係のソフトウェアが増えてきたのでまとめてみる。
VRoid
VRMに対応したモデルを作成できるソフト。pixivが開発している。
メイン機能は顔のテクスチャーが編集可能な顔編集モードとメッシュから髪を追加可能な髪型編。要は顔から上の編集が主。
v0.2.0で体型編集、衣装編集、撮影が追加されている。体型編集のパラメーターは胸回りがほとんど。撮影は単なる書き出し機能でなく表情パラメータをいじれる。右目と左目の瞬きがあるのに両目瞬きも独立パラメーターとして存在している。
Vカツ
パーツをぽちぽち選んで独自3Dモデルを作成するソフト。VRoidがモデリングメインだったのに対し、こちらはパーツの組み合わせがメイン。お団子頭などパーツ自体が存在しないと表現できない場合も多々ある。
VRM対応は8末予定。Vルームモードというキャラクタ操作ビューが同梱されており、リップシンクも実装されているほか、クロマキー用の緑背景も実装されている。
最近のアップデートで男性キャラ用の編集モードが追加され、そちらは頭身が高い高身長のものになっている。
OVRdrop
VRゲーム中に別アプリのWindowやデスクトップを表示できるソフト。有料(1480 JPY)。
基本手元に表示させるカンペとしての機能があるだけなので視聴者Viewでは見えない。デフォルトだと1画面のみだがシークレットコードを入れると複数画面対応可。Oculus RiftでもSteam VR経由なら動く模様。
Virtual Cast
ニコニコ動画のVtuber向けの箱庭ソフト。本体に配信機能はなくメイン機能は凸機能。設定見る限り凸OFFができない気がする。
デスクトップシェア機能はあるがウィンドウごとの細かい共有はできない。バーチャル空間中にディスプレイが浮くので角度調整が難しい
VirtualMotionCapture:
VRMに対応したモデル操作ソフト。別ゲームと同時に起動でき同じ動きを再現できる。
自動瞬き機能があり背景透過可能かつ、クリックも背面ウィンドウにパススルーしてくれる。Vカツと比べると肩がカクカク動く気がする。
OBS Studio
生配信用のソフトだが録画機能のみでも利用可能。Mac/Windows対応。複数ウィンドウを組み合わせて画面構成できクロマキー対応している。
後続のstreamlabs-obsは数日前に発表されたN Airのベースとなっている。こちらはTypescript on Electron製だがWindows only
XSplit
OBS Studioの競合だがこちらは有料。いくつかプランがあるが永久ライセンスならセール中で2万円程度。有料の分、若干高機能。Windows only
所感
モデリングスキルなしでVRアカデミアをやりたいならVカツとOBSでやるのがよさそう。 OBSはクリックスルーができないのでOVRDrop複数起動またはデスクトップに複数ウィンドウ表示推奨。