Actions Builder 正式発表記念イベントに参加しました。
Actions Builder 基礎編(GUIの使い方など)
Actions BuilderはDialogflowの代替。日本語サポートあり。(Dialogflowはなくならない)
新たな概念シーンが導入。入力 => シーン => シーン or 会話終了
共通のインテントを複数のシーンで使い回せるようになった
Alexa Skills Kit v1 => v2 で導入されたhandlerの互換機能が2年越しでようやくGoogle Assistantにもきた感じですかね
Actions Builder応用編(コードの書き方の変化など)
ライブラリが変更。actions-on-google => @assistant/conversation
GUI上の結果が手元にコードとしてpullでき、今までGUIでやっていた操作はyamlなどテキストの編集で変更できるようになった。
少し調べた感じだとAlexaのask-cliだとインテントの定義などはある程度GUIでの操作が必要なのでテキスト化率はGoogle Assistantの方が高そう。
Home Storageの解説
今までの個人での記憶領域に加えて家族共有の記憶領域であるHome Storage追加がされた。
現状だとGoogle Home実機のみのサポートで、スマホでは対応していない。
所感
技術書典7の感想にも書きましたが現状スマートスピーカースキルはGUIをどうしても使わなければならない部分があり、Google Assistantがテキストベースに移行するとクロスプラットフォーム化がやりやすくなるのでいいですね。
一方、聞いた感じだと一時のClova SkillほどではないにしろActions Builderではコンパイルに多少時間がかかるようなので今後の改善に期待でしょうか。