物理から学べること
前口上
以前何度かVRMを使ってマンガを描きました。作画コストを大幅に削減できるのは魅力的なものの、既成ソフトウェアだとキャラクターの量産や洋服の仕様、感情表現などに制限がありました。
自分専用のVRM作成ソフトが欲しいところですが、3Dのキャラメーカーを作るのはそれなりに大変です。
一方で、ソフトウェアの世界でなく、リアルなドールやポージング可能なフィギュア(アクションフィギュア)の中には着せ替え可能なものがあり、参考になるのではと思いまとめておきます。
リカちゃん
リカちゃん人形は女児向けだと一番有名なんじゃないでしょうか。小道具も色々発売されているようで、現実を生きるリカちゃんねるは面白いです。
メルちゃんはもっと赤ちゃん体型ですがリカちゃんはリアルよりで頭身が高い。
バービー
りかちゃんと並ぶ双璧バービー人形。リカちゃんの方が童顔というか日本寄りでバービー人形はアメリカ人寄り。
今年の8月に実写映画が予定されている。
ブライスドール
紐を引っ張ると目が変わるブライスドール。他と比べると頭が大きく、サイズもあるのでヘアセットしている人もよく見ますね。
ねんどろいどドール
ねんどろいどと頭の互換をもったねんどろいどドール。頭身がねんどろいどより高く服を着せ替えやすくなってはいる。
既にねんどろいどを持っているとアンパンマン風にキャラx洋服の掛け算が増える。
何個か買ってみた感想でいえば、頭身が伸びても幼児体型ではあるので、少し服が着せ替えづらくはありますね。いうほど頻繁に着せ替えできないというか。
figma Styles
ねんどろいどドールはねんどろいどベースでしたがfigma Stylesはfigmaベースで同じく頭部を入れ替えることができます。
すらっとしたリアル体型なのでねんどろいどドールよりは服の着せ替えはしやすいのですが、28.5cmのブライスと比べるとぐっと小さくて等身大の服の作り方とはノウハウが変わってくる印象。
フィギュアライズスタンダード
着せ替えではないのですが、面白い構造なので紹介。いわゆるガンプラ。
ガンプラというとロボットのイメージが強いじゃないですか。ただ最近のガンプラは人間になってて、パーツを組み立ててポージング可能なフィギュアになるというのがイノベーションポイント。
figmaだと1万円超えることもままありありますが、フィギュアライズスタンダードは3,000程度でしょうか。アクションフィギュアがプラモデルになると安くなるんだなと。
特許とかありそうですが、3Dプリンターを使って似たようなことできると面白いかもしれない。
その他
所感
画像生成AIで漫画を描いている人もいるので真似て試してみたいですね。
ドールやフィギュアでポージングして生成AIのベースに使うのも良さそう。