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コードギアスで学ぶ源氏物語

源氏物語をコードギアスで例えてみる

源氏物語は似たような名前が多すぎる

今年の大河ドラマ「光る君へ」は紫式部をテーマにした物語です。どちらかといえば源氏物語というより紫式部日記のようなのですが、紫式部関係とのことで書店などで源氏物語関係書籍もいくつかフィーチャーされています。

理解があやしかったので何冊か勉強がてら読んでみたのですが、これがどうも頭に入らない。〇壺、△壺、〇顔、△顔、〇の上、△の上、〇〇の君、△△の君、似たような名前が多すぎる。人物と名前が一致しないとつらいですね。

また平安時代をそのまま映像化しても似たような格好なので判別が難しいように思いました。だったらいっそのこと顔の判別がしやすい別作品ですげ替えてしまえば理解しやすくなるのではと思い、ちょうど映画がやっていたコードギアスのキャラクターに置き換えてみます。

まとめの図

いきなりですがまとめの図です。

源氏物語は3部に分けることができ、1部が光源氏が栄華を極めるまで。2部が光源氏の後半の人生。3部が光源氏の子、孫の代。1部、2部の話を元に図を作成。

光源氏はロリコンというより義理のマザコン

光源氏は主人公なのでルルーシュとすると父桐壺帝と母桐壺更衣はシャルルとマリアンヌでしょうか。母桐壺更衣(マリアンヌ)が幼いときに亡くなっているというのも一致しています

源氏物語で一番有名な話は光源氏がまだ幼い少女(紫の上)を育ててそのまま妻にした部分だと思います。ただ光源氏はロリコンというよりむしろ義理のマザコンなんですよね。

父桐壺帝の別の妻の藤壺の宮が好きすぎて、紫の上も藤壺の宮に似ていたのがポイントになっています。藤壺の宮の父が先帝で紫の上の祖父も先帝なので血筋が近いから似ているとされます。一度幼児化したので藤壺の宮と紫の上はC.C.にやってもらいますか。

光源氏(ルルーシュ)は藤壺の宮(C.C.)が好きすぎて過ちをおかし、子供ができます。それを父たる桐壺帝(シャルル)に隠して桐壺帝(シャルル)の子として育てる時点で昼ドラもびっくりのどっろどろ。

光源氏(ルルーシュ)と藤壺の宮(C.C.)の子は後に冷泉帝となります。次期皇帝枠だとシュナイゼルでしょうか。

正確にいうと源氏物語の世界で帝は 先帝 => 桐壺帝(シャルル) => 朱雀帝 => 冷泉帝(シュナイゼル)と遷移します。

親友の頭中将(スザク)との関係もカオス

光源氏には親友の頭中将がいます。親友なので枢木スザクですかね。

光源氏(ルルーシュ)のきょうだい(どちらが上か不明)である葵の上は光源氏の妻で初期は正妻ポジション。スザクといとこの皇神楽耶が適任でしょうか。

ここまでなら親友の姉(妹)と結婚したのでいい関係にも見えるんですが、途中で光源氏(ルルーシュ)は夕顔という頭中将(スザク)の元側室とも関係を持っています。スザクと仲良いという意味では夕顔はユフィですかね。

そして図には書いていないですが光源氏(ルルーシュ)の妻、女三の宮は頭中将(スザク)の息子柏木に寝取られます。カオス。

葵の上(神楽耶)と夕顔(ユフィ)は呪い殺される

さて葵の上(神楽耶)と夕顔(ユフィ)ですが途中で呪い殺されてしまいます。光源氏(ルルーシュ)には六条御息所という関係を持った別の女性がいるのですが、光源氏(ルルーシュ)と疎遠となったことで葵の上(神楽耶)との間に確執ができています。

お祭りで牛車同士が入り乱れる車争いが起き、生きているうちに生き霊として葵の上(神楽耶)を出産後呪い殺す。夕顔(ユフィ)も諸説あるが、六条御息所の死霊に呪い殺される。

ただ、当の本人は夢の中の出来事と捉えている節もあります。暗い感じはニーナとも言えるけれど、二つの顔を持つという意味ではカレンでしょうか。

須磨で明石の君(シャーリー)と出会う

光源氏(ルルーシュ)は途中で京から須磨(兵庫)に住まいを変えます。須磨流しというやつですね。

原因だったのが朱雀帝の最愛の人、朧月夜と関係を持ったからでその罰って感じですかね。ミレイ会長とロイドさんが婚約の話もあったので朱雀帝はロイドさん、朧月夜はミレイ会長あたりでしょうか。

須磨で光源氏(ルルーシュ)は明石の君と恋仲になる。後に光源氏(ルルーシュ)が京に戻った際に一緒に戻ってもらいます。現地妻感という意味ではシャーリーでしょうか。

紫の上(C.C.)は正妻ポジションを奪われる

葵の上(神楽耶)亡き後紫の上(C.C.)が正妻ポジションになるのですが、途中で女三の宮という別のヒロインが出てきて正妻ポジションを奪われます。

紫の上(C.C.)も先帝の血筋ですが、女三の宮はその時の帝、朱雀帝(ロイド)の娘なので立場が強かったみたいですね。最後に全て愛を持っていく、帝の娘という意味でナナリーでしょうか。

源氏物語では他にもヒロインが出てくるのですが、唯一だけなかった女性というのも出てきます。朝顔の姫君ですね。迷ったのですがうまくあしらっていそうというあたりだとセシルさんでしょうか。

所感

以上です。

何冊か書籍を読んで勉強したのですが、それでも源氏物語は膨大なので間違いあればご指摘ください。