Udemyで学ぶサーバーサイドC# (ASP.NET MVC)

サーバーサイドC#のお勉強

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前口上

Webの開発というと古典的にはPHPでいわゆるLAMP(Linux, Apache, MySQL, PHP)環境、続いてRuby on RailsなどのMVCフレームワーク、最近だとマイクロサービスの流れをくんでGolangなどがよく使われる。

おおむねLinux上でPHP, Python, Ruby, node.jsなどいわゆるスクリプト言語かGoなど仕様がミニマムな言語が使われることが多い。語弊をおそれず言えばVimでも開発できる言語。一方でエンタプライズ向けや、規模の大きな環境だとIDEが必要なJava/Scalaの採用事例もしばしば見る。

クライアント視点で言うとゲーム開発ではC#が強く、例えばUnityではかつてはJavaScriptライクなUnityScript、PythonライクなBooなどが使える時期もあったが現在では廃止されている。WebフロントとバックエンドをJavaScriptで開発すると言うのと同様にゲーム開発でクライアントとサーバーサイドを同じC#で開発するというのも人材確保の視点から一定の合理性はある。

ASP.NET MVCはサーバーサイドC#フレームワークであり、UdemyでThe Complete ASP.NET MVC 5 Course を受講したので以下そのメモ。

ASP.NETとは

ASP.NETはMicrosoftが開発しているWebフレームワーク。ASPはActive Server Pagesの略。

ASP.NETそれ自体は一種のブランド名でそれ自体がRailsやDjango, Laravelと対応するかというとそうでもない。ASP.NETには種類があり、

ASP.NET Webフォーム
ASP.NET MVC
ASP.NET Webページ
ASP.NET Web API
SignalR

それぞれが割合独立したWebフレームワーク。

古典的にはASP.NET Webフォームが一番有名でVisual Studio上でグラフィカルな開発できるのが売り。

ASP.NET MVCとは

ASP.NET MVCはModel View ControllerのフレームワークでRailsに似ている。DjangoやLaravelなどでもRailsの影響を受けている部分も見受けられるが、viewの共通layoutファイルの位置が一緒だったり、dir構造や名前づけからしてまんまRails.

Railsにはdefaultのtableベースのユーザー認証機構がないが、ASP.NETにはIdentityという組み込みのユーザー認証機能が同梱されている。Djangoなどでもユーザーテーブルが同梱されているものはあるが、ASP.NETではTwitterログインなどのOAuthもフレームワーク側でサポートしている。

他言語のマイナーフレームワークと比べると公式ドキュメントが充実してページ数が多い。ググっても公式以外の記事が出てこないのは使用ユーザー数の少なさを物語っているのかしれませんが。。。

その他特記事項としてAzureだとシームレスにdeployできるのと、SQL Server前提の機能はある。