日本MySQLユーザ会会(MyNA会) 2021年07月 -下位レイヤ勉強会-に参加しました
NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)
www.slideshare.net
- NAND FlashのERASEは遅い
- SSD内部には複数のチャンネルがある
- 買ってすぐのSSDは性能が高めに出る
- SSDはバックグラウンドでERASEして書き込み可能な領域を回収
- SSDの最新世代が常に良いわけではない。innodb_page_sizeを意識して
- Ubuntuのデフォルトは午前0時にfstrim. サービスによってはピークタイム
- ここ数年はmulti-queue対応がトレンド
初見殺しですね。すごい情報密度だった
Amazon RDSへの移行におけるIO性能の検証事例(仮)
- AWS Direct Connectを利用した多段レプリケーションを利用した移行
- ファーストタッチペナルティ: S3から復元したEBSは初回遅くなる
- Multi-AZにしたRDS PrimaryのWrite IOPSが頭打ち: シングルスレッドだとキャップがありそう?
mysql -sse "SELECT distinct table_name, index_name FROM information_schema.statistics WHERE table_schema = 'YOUR_DATABASE_NAME'" | while read table index ; do mysql -sse "SELECT count(*) FROM $table FORCE INDEX($index)" YOUR_DATABASE_NAME > /dev/null & done
ec2ならddは分かりますが、RDSだと確かにわからないですね
不揮発メモリを利用したストレージエンジンの話
アーカイブ非公開のため割愛
後日ブログに上がるとのこと
ScaleFlux CSD 健康的なダイエットと長生きの秘訣 ~インライン HW 圧縮による 70% のスリム化と SSD の寿命延長~
- ScaleFlux: コンピュテーショナルストレージリーダー. FPGAベースのコントローラー
- 圧縮をオフロードしてストレージ容量を削減しつつCPU圧縮よりも遅延しない
- ユーザーからの見え方は変わらない
- gzipで圧縮
MySQLのMVCCのガベージコレクションについて
- MVCCは同時実行制御の技術
- undo log, clustered index, secondary index
- MVCC: MultiVersion Concurrency Controll
- MVVM: Model–view–viewmodel
所感
濃い勉強会だった. MySQLというよりディスクまわりですね.
自社データセンターとか持つとよりいきてくるノウハウなんでしょうか