Firebase Meetup #6に参加しました。
Firestoreについて
Firestoreはオフラインサポートがあり、同時接続数100万までサポート。月7万かかるSpannerを共有しているため初期費が安いがJOINなどはできない。サブコレクションという仕組みがありネストが深くても一部だけ取得することができるが、親だけ消してもサブコレクションは残るため注意が必要。
Security RuleはAdmin SDKの場合は使われない。シミュレータの挙動があやしいことも。FirestoreはreadだけにしてwriteはCloud Function経由からのみで運用する方法もある。
機材管理ツールをFirebaseで構築しようとした話
機材にQRコードを付け、機材の同梱内容をデータ化。使用履歴や場所の情報もわかるサービスを自作した。
FirestoreGoogleAppsScriptを使えばGoogle Spreadsheetからデータをインポート可能。Referenceがsimulatorだと上手く動かなかった。
所感
Firebaseの認証まわりの設定は難しく、インシデントも報告されている。運用で工夫できるもののシミュレータがちゃんと動かないというのは結構致命的では。
Firebaseをバックエンド用のNoSQLとして考えれば機能も追加されてきておりそこまで悪い気はしないものの、構造的にDBをフロントエンドだけで操作するというのはセキュリティーホールを招きやすく、writeにCloud Function使うくらいなら枯れたRDBMSでサーバーたてるかなあ。