アラサーからギターをはじめたメモ
前口上
子供の頃にピアノやエレクトーンをやっていたもののギターはやったことがなかった。転職のタイミングで音を出しても怒られない環境を手に入れたので遊んでみる。
何かをはじめるのに遅すぎることなどないのさ
TLDR
アコギでコードを弾けるようになりました。まあ上手くはないですね。
やったこと
1対1のギター教室に週1で半年通いました。
当初家ではミニギター、教室でアコギ。だんだん本物が欲しくなったのでエレキギターとエレアコも途中で購入。安い方から2番めくらいでよさそうなやつ。
アニソンしか弾けない呪いにかかっているので曲は全部アニソン... にしたかったが先生がJPOP推しだったので仕方なく一部JPOP.
だいたい3ヶ月くらいで
- パワーコード
- 普通のコード
- バレーコード
- 1つの弦固定のメロディ
あたりを覚えて
半年過ぎた現時点で
- ピックを使わない指弾き
- ボサノバ風のコードの押さえ方
- アルペジオ
- 弦をまたぐメロディー
- 右手のパターン増加
といった感じ
ギターはこんなの
- 元々持ってたミニギター
- 途中で買ったけいおんギータ風エレキ
- ヤマハのエレアコ
ワークしたこと、よかったこと
- ピアノ、DTM経験
鍵盤でコードは弾いていたのでそこはゼロからの人よりアドバンテージあり。ギターが最初の楽器だと楽譜が読めないという人もいるみたいです。
- ピアノの弾けるギター講師
通った音楽教室では講師はどの楽器でもピアノが弾ける必要がありました。構成音の説明も鍵盤叩いてもらったのでわかりよかった。
- 個人指導の交渉のしやすさ
グループレッスンでギターという選択肢もあったがぬけがけしたりできなさそうなので、そこは一対一でよかったかなと。一方カリキュラムとかなく、結構こっちが準備しないと方向づけが難しい。
- 初期はバレーコードをサボったこと
いわゆるセーハ。ギターは弦が6本あり、人間の指は5本しかない。自然、任意のフレット位置でおさえるためには一つの指が複数弦対応する必要がある。
標準的なコードではどこもおさえない弦(開放弦)を極力作ることで押さえる指の数を減らしているが、逆にピッチをあげたいと言った場合0フレット相当のことを人差し指が担当する必要があり6つの弦全てを抑える必要がある。ギターの挫折率一位の箇所
弾ける人がこのコードを教える際、しばしば完成形からはじめがちだが、まずは一通り音楽を楽しむことにして最初のうちは最低音の弦を諦めた。右手は上の方の弦だけ弾く。
ギター弾くのに慣れてからちゃんと弾くようにして心が折れるのを回避。
- バンドリピック
色んな材質や板厚が安価に手に入る。0.8mmくらいがギターには合っている気がします。
- SNSでのフィードバック
ギター強い人からの情報は本当に参考になる。特に@dhgrsさん、Thanks!
ワークしなかったこと、はまったこと
- 講師とのジャンル相性
どの先生も得意なジャンルはありますね。ハルヒが通じなかったなのはつらい。誰かアニソン特化のギター教室作って欲しい
- 予約の取りにくさ
レンタルスタジオとかでもそうですけどね。予約が電話かメールの場合が多いという。ウェブで完結したい。
- カクタス
ギター挫折者救済をうたっている特殊カポです。一つの弦を押さえるだけでコードがなったり一番最初に使うのならよかったのだが、途中で試したらうまみがなかった。
- 筋トレグッズ
たまに遊ぶ程度。ギター弾くのに勝るものはないなと
- 楽譜が入手困難
アニソンは楽譜がないことも多くつらい。無料でコードを載せているウェブサイトもあるが結構弾くとズレを感じることも多い
- 転調のしづらさ
ギターは転調しやすいと聞いていたんですけどね。上げるのは得意でも下げるのは苦手。半音下げチューニング用に二個ギターがあると楽だと感じてます。
- エレキで鳴るのにアコギで鳴らない
最大の敗因だと思います。アコギの弦は太く押すのに力が入ります。家でエレキ、教室でアコギだと音が鳴らずに悔しい思いをしたこと多々。
- 爪の手入れ
左手の爪はまめに切らないと上手くおさえられないです。右手は逆に爪があった方がいいです。ピックを使わない場合、引っ掛けられるので。
子供の頃から爪は切るものと思っていたのに伸ばせと言われた時の絶望感。違和感がやばかった。世の中にはフィンガーピックというものがあり、試してみたが音が硬くて完璧ではない。
構造的には取り付け部とピックの部分は別の方がいい気がします。板厚の好みや摩耗速度は違うので。3Dプリンターでピックを作った人もいるみたいなので時間があれば、、、
伸ばした爪は割れやすくプロのギタリストだとコーティングしている人もいるみたいです。世の中多様性上がってきてはいますが男でもネイルするのはギタリスト的には普通みたいです
所感
ギターが趣味というソフトウェアエンジニアでライブコーディングをYouTubeにバンバンあげている人でもギターを弾いているのはみたことないということはままあったり。2芸を極めるというのは難しいということでしょう。
積極的にさらして親の仇かというほどボロクソにけなされながら強くなっていきたい。
Future Work
エレキギターの奏法とか