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ICOカンファレンスまとめ&感想 #ICOカンファ

ICOカンファレンスに参加しました。

ICO概況、国内外の事例紹介 by AnyPay 山田さん

仮想通貨の時価総額合計は16兆円。ICOは個人でもでき、コスト小でグローバルにリーチできる。トップは300億円調達。詐欺コインでなければ投資家リターンが大きい。ただ、各国ごとの法規制には注意

ざっと概要がわかってよかった。ICO案件の内ちゃんとしたプロダクト化できているのは6%なのか。やはりIPOよりクラウドファンディングの方に近い。

ICOの法的整理 by 斎藤弁護士 (bitFlyer社外取締役)

ICO対象コインすべてが仮想通貨の定義に該当するわけではない。仮想通貨でないと消費税8%かかる。ビール券等は前払式支払手段規制で1/2供託が必要。利益は法人税がかかり(Max 35%)、投資家サイドでは雑所得でMax 55%

日本での規制、各国での規制がわかってよかった。発表者はおそらく日本で一番このあたりの法律に詳しいんじゃないだろうか。韓国も9/29にICO禁止発表しているんですね。スピード感速すぎて追いつけない。Twitterやっている仮想通貨弁護士いないだろうか。

仮想通貨の歴史、今後の展望

bitFlyer代表の加納さんとAnyPay木村さんの対談。bitFlyerのこれまでの苦労話から今後の展望。Bitcoinの適正価格の決め方まで。

bitFlyerのロゴはパワポで作成したのか。マイニングも裏でやっているんですね。PEPECASH知らなかった。

ICOについて考える。ICOが今、注目される理由。

メタップス、VALU、gumi、AnyPayの代表によるセッション。クラウドファンディングはダンピング傾向があるのでTimebankは逆のメカニズムを作りたい。VALUはSNSでTimebankは取引所。

國光さんTimebankにも上場するんですね。それぞれアイディアを持っていて面白かった。Second Lifeの進化版は仮想空間上のスペースをコインにするイメージなんだろうか。マイニングすると仮想世界が広がるみたいな。

ICOコンサルティング事業の紹介・展望

AnyPayのコンサルティング事業の紹介。トータル3ヶ月でスキームの設計、コインの実装、プロモーションまでうけもちます。

July Tech Festaで聞いた限りでは、Basic Attention Tokenのコントラクトのコードは175行だし、普通のIT企業なら実装それ自体は難しくない気がする。例にあったようにスポーツ選手等の著名人がメインターゲットなんだろうか。

今後実施のICO事例紹介

事例紹介というより事業紹介。これからAnyPayでICOする企業の宣伝。

bread: the future of the banking

仮想通貨に特化した銀行。2500億円相当の資産がすでに存在。

楽天銀行の預金残高が19274億円なのでざっくり楽天銀行の1/8か。資金転送ならまだしもボラタリティーの高い仮想通貨に預金したい人はそんなにいるんだろうか。政府通貨が不安定な新興国向け?

drivezy: Turning Vehicles Into Earning Members Of Your Family

インドの自動車、二輪車のシェアリングプラットフォーム。インドでは7.2%の人しか車を所持していない。ODB認証等で他社より機能豊富。Rentalcoins 1.0では95%を投資家に還元。最低58万円から参加可能。

調達資金は車を購入するようなので今ある車を借りて活用というよりは乗り捨て可能なレンタルカーを目指している印象。インドの免許取得は難しいんだろうか。92.8%の人が車を持っていないなら免許取得者の比率も低く、車が増えても運転できる人がいないという事態もありえそうだが。Uber系のサービスとの競合が気になる。

参加に$100,000必要だったCOMSA token pre-saleと違い、東証の1000株と同じくらいで参入は可能。ただ、収益還元型なので今後のシンガポールのICO規制が不安材料か。