algonote

機械学習とか

1年かけてまんがで読破シリーズ全139冊読んだのでオススメTOP 10を紹介する

イースト・プレスのマンガで読破シリーズ全139冊を読みました。一年かかった。

マンガで読破とは

マンガで読破はイーストプレスから出ているシリーズで小説や宗教書、実用書の内容をマンガにしている。小説以外ではキャラクター混じえて原著にない解説が含まれているものもあり理解も深まる。

人力で恣意的に全139冊アノテーションして統計とってみたところ、国別だと1/3くらいが日本。カテゴリ別だと半分が小説ですね。

f:id:hiromichinomata:20190907231810p:plain

f:id:hiromichinomata:20190907231823p:plain

スキマ時間を利用して一年かけてちょっとずつ読んできた結果、とうとう読みきったのでオススメをTOP 10を紹介してみる。長かった...

10位. 古事記

ご存知日本最古の歴史書。著作権フリー性から物語のベースに使われることも多いですね。

マンガ化は学校のストーリー仕立てで解説が豊富。例えばそれぞれの神や化物が自然現象や災害を擬人化と捉えると納得のいく部分があり、大蛇の血で河が赤く染まるシーンは製鉄の公害による変色に対応しているとか。1300年前のpixiv

9位. レ・ミゼラブル

パンを盗んだ罪で19年間投獄生活をしていたジャン・バルジャン。出所後、再度悪事を働こうとするがミリエル司祭の暖かさに打たれ改心して...

世界名作劇場でアニメ化もされましたね。SNSでバズることで盲目的なヘイトが溜まりやすくなった現代。どんな人間にも良い面と悪い面があるという事実を突きつける本作の重要性が上がっている気がします。

8位. ジキル博士とハイド氏

弁護士のアトソンは友人のジキルに今やっている研究の話を聞く。ジキルは人間の精神と心の解剖と呼ばれるその研究を始めたころからだんだんと様子がおかしくなっていき...

二重人格の例として有名ですね。雰囲気暗めだがテンポがよくて読みやすかった。著者のスティーヴンソンも弁護士の資格を持っていたらしい。

7位. 失われた時を求めて

ギネスにも載っている世界最長の小説。960万9000文字。村上春樹も挫折したとか。話自体はよくある社交ものだが、マンガ化がなかったらまず読みきれないという点でポイント高い。

内容は語り手視点の回想録の集まり。幼少期の恋愛から社交会での駆け引きだったり。

6位. 西遊記

五行山に封じられる斉天大聖は観世音菩薩に三蔵の弟子となり旅に同行する取引を持ちかける。新たに孫悟空と名乗った斉天大聖は猪八戒、沙悟浄と共に旅路につくのだが...

話の内容は知っていても最後は知らない人も多いのでは。今調べたらお坊さんが拳銃ぶっ放す方の連載は原著の旅の期間超えているんですね。アクション多めで読みやすい。300年前のONE PIECE。

5位. ドン・キホーテ

スペインの郷士アロンソ・キハーダは騎士道物語に憧れていた。ある日彼は甲冑を着て、自分は遍歴の騎士ドン・キホーテと名乗りはじめて...

スペイン語の教科書に載っていることも多いですね。スペイン語普及団体のセルバンテス文化センターも作者の名前由来。出だしや個々の話は知っていたものの、オチは知らなかったのでよかった。今でいう中二病

4位. 千夜一夜物語

兄と弟がそれぞれ国を持ち、2人同時に妻の不貞にあう。どちらも妻と相手を殺すが、兄はその後人間不信になり、毎夜生娘を呼んでは翌朝殺していた。そんな事を続けた結果、若い女性が減ってしまい、問題を解決すべく大臣の娘シェヘラザードが策を講じて...

しょっぱなから人は殺すはXXするはR18指定ですね。なけなしのアラビア語知識を披露しておくとアラビア語の文法として1001夜は1000夜と1夜と呼ぶため、直訳から千夜一夜物語というそうです。短編集なので読みやすい。

3位. モンテ・クリスト伯

19世紀パリ、アルベールは山賊に誘拐されたところをモンテ・クリスト伯爵に助けられる。伯爵がパリで家を探していると物件ではかつて殺人が行われていたことがわかり...

巌窟王としても知られる作品。アニメ化もされましたね。アニメが原作を改変しているため話が少し違う。ダークヒーローかっこいいですね。

2位. 古代への情熱

幼少の頃、イリアスに書かれるトロイア戦争に魅了されたシュリーマンはいつかトロイアを発掘する事を志す。母の死去や恋人との別れにみまわれ不幸が続くが、飲食店で偶然ホメロスの詩をきいて...

自伝なので盛っている部分もあるみたいですね。財を築いてもなお衰えない探究心は研究者の鑑。200年前のラブひな。

1位. ファーブル昆虫記

小学校教師ファーブルはある日野外実習でハチの巣を見つける。昆虫学の本にはまったファーブルは独学で学士を取り、昆虫の生態研究に打ち込んでいき...

ファーブルは本を書くのに40年書けたそう。よっぽど好きじゃないと続けられないですね。しかもはじめたのが50代という。パソコンもない時代に地道な観察、対照実験を行い少しづつ事実を突きとめていくミステリ。

最後に

名作とされる文学作品には何らかの人生の闇が含まれていることも多く、不倫、殺人、病気、差別など鬱々とした展開の作品も多い。紹介した作品は雰囲気明るめでライトなもの多めにしたので是非読んでください。

アマゾンでセールを狙って買ったりしたが合計4万円ちょっとかかった。人によって意見は色々あるだろうが、仮に原著を空き時間で読んでいたら月1冊が限度だったと思う。人生かけても読みきれなかった教養を時短で買えたと思えば安いもの。

Future Work

マンガ化系のまとめサイト作ってみるとか