algonote

There's More Than One Way To Do It

2023年に読んだ本、個人的トップ10

2023年の振り返り

2023年も本をたくさん読んだ

2022年の年末にアウトプットをもっと増やそうと誓ったはずなのですが、結局2023年もインプット過多でたくさん本を読みました。集計途中ですが300冊を超えているのでコロナが5類になったのにも関わらず前より多いですね。。。

Kindle日替わりセールのページPacktの日替わりフリーページを巡回する癖がついてしまったのも敗因かなというところ。

読んだ中でおもしろかった10冊(+α)を紹介します。

デュアルキャリア・カップル

就活生が選ぶ人気ランキング企業だとコンサルだったり外資系金融だったり比較的激務で高収入な職業が人気な傾向にあります。

一方で、結婚している人の統計だと共働きは増えているがフルタイム共働きは増えておらず、片方が激務で融通の効かないモデルが少子化の原因になっているのでは?とも思うときもあります。実際、日本の女性の労働参加率は働き世代全体だとアメリカやフランスより高いことを知りました。フルタイム共働きを希望している人ほど結婚できていない、子供を産めていないのではという気もするんですよね。

デュアルキャリア・カップルは共働きについて書かれた本で自分とパートナーのキャリアが独立だと仮定すると崩壊しやすいそうです。

人間は自分がやった家事を過大評価する傾向があるので透明性が重要だそうで、逃げ恥のドラマで紹介されていたやった家事を言い合うシステムは科学的にも合理的なんだと思いました。

パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません

今年はWinnyの映画を観に行きました。金子勇氏は若くして亡くなっているのですが椅子の上でプログラミングして寝るような生活をしていたようで、反面教師として食事や運動に気をつけようと思いいくつか本を読みました。

昔からお腹を壊しやすいのですが、 「パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません」は低FODMAP食について書かれた本で、体質によっては納豆やヨーグルト、りんごなんかが腸内環境上悪い方向に働くということ視点が目からウロコでした。

低FODMAP食は継続すると栄養価的に悪い状態になる説もあるので、自分に合わない食べ物を短期で探すためのツールくらいに捉えるとよさそうですが、自分は食べ物見直して牛乳はオーツミルクに切り替え、コーヒーを飲むのをやめて体調が安定した気がします。

科学的に正しい筋トレ 最強の教科書

どんなに運動をしていても座っている時間が長いと死亡率が上がるという論文もあるようで運動が万能ではないですが、とはいえリモートワークで筋力の衰えを感じたのでジムに通いはじめました

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という食事の健康への影響のエビデンスをまとめた本があるのですが、「科学的に正しい筋トレ 最強の教科書」はその筋トレ版という雰囲気で筋トレにおけるエビデンスがかなり詳しくまとまっていてよかったです。

「ウォーキングの科学」にのっているインターバル速歩も試してみたのですが、継続できなかった。。。素直にジム通う方が自分にはあっていました。

最高の髪型解剖図鑑

コロナが5類になって少し外に出るマインドになったので少し身なりに気をつけようと思って髪型の本を読みました。

「最高の髪型解剖図鑑」は髪型には整形と同じ効果があるという主張の元、普通の人の顔は芸能人と違って左右対称でなかったり何かしら歪みがある、それを髪型でどうカバーするかという本です。

髪型が似合うかは結構フィーリングによりがちですが、なぜ似合うかの根拠が色々と書かれていて面白かったです。

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

ソフトウェアのバグはコードそのものよりも組織構造から生じることが多い という論文を読んだこともあり、組織構造やコンフリクトマネジメントの本を読みました。

キャリアコンサルとのYouTubeスクラムの元論文も得るものはあったのですが、本だと「異文化理解力」が面白かったです。

いくつかの軸をベースに理詰めで国ごとの文化パラメーターが振ってあって、この国の人はこういう性格や仕事の進め方をする確率が高いという傾向がまとめられています。グローバル志向の企業も増えているので職場のダイバーシティが増えるとより重要そうですね。

会社売却とバイアウト実務のすべて

ファイナンスだとUnityの決算書を読んだりしたのですが、本だと「会社売却とバイアウト実務のすべて」、かなり細かく実際のフローを想定していてよかったです。

プロフェッショナルCFO検定も資格取ろうと思って、問題集パラパラ読んでいたときもあるのですが、企業価値まわりの情報量はこちらの方が詳しい印象です。

類書として「新規事業を成功させるPMFの教科書」も事例が豊富でよかったです。

中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2023年版

今年は中国語版のヒカルの碁をずっと観ており、人類が碁のAIに勝った話もまとめました

以前アニメをやっていたパリピ孔明もドラマ化され中国語のドラマにそれなりにはまっていました。

「中国時代劇で学ぶ中国の歴史」は中国語のドラマをベースにこれの年代はここらへん、それの年代はそこらへんと歴史ドラマの紹介が位置づけとともに書かれた本です。時代は架空というドラマもちらほらあるので、すべてがつながっているわけではないのですが、中国史の全体観が掴めてよかったです。

類書の「33地域の暮らしと文化が丸わかり! 中国大陸大全」も省ごとの違いがわかってよかったです。

20世紀の巨人産業家ヘンリー・フォードの軌跡

NHKの朝ドラが牧野富太郎をベースにしたもので、お嫁さんが研究費を稼ぐために商いをやって成功したらしいのが印象的でした。

ともすれば技術者/研究者はビジネス面だと下手くそということはままあり、そうならないように技術者出身の経営者の本を読みました。

「20世紀の巨人産業家ヘンリー・フォードの軌跡」は自動車で有名なヘンリーフォードがどう経営をやったか書かれた本です。100年前の人なので価値観はところどころ古いのですが、技術者出身でちゃんと経営者やっている点は学びがありました。

類書で「ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望」も面白かったです。

ソフトウェアアーキテクチャの基礎

今年は論文にテストよりもコードの複雑性がバグを起こす原因と書かれていたこともあり、アーキテクチャや静的解析まわりについて自由研究していました。

X( 旧Twitter)のアーキテクチャについてまとめた記事がよく読まれており、Xの運営のグダグダ感からどうやったらXをコピーできるかを考えた人は多かった気がします(たぶん)。

「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」は比較的に最後に読んだのですが、個別の記事で各品質指標を調べる前に読んでおけばよかったという本で、ソフトウェアアーキテクチャのよさの計測について把握するのにおすすめです。

アジャイル開発の法務

弁理士を特集したドラマにはまったこともあり、知財や法律まわりの本を何冊か読みました。

「アジャイル開発の法務」は文字通りアジャイル開発に関わる法律についてまとめた本で、個人的には偽装請負の問題点についてまとまっていてよかったです。

駆け出しエンジニアが一時期から減ったのも、国からのお達しが出て、いきなりフリーランスやSESだと専門性や独立性が怪しくなって、煽っていた人がビジネスとして成り立たなくなったからな気もするんですよね。

類書で「知識ゼロからの外国人雇用」も知らない世界が知れて面白かったです。

所感

2024年はどんな本を読もうかな。(すでにたくさん積まれている)

github.com