たまにはゆるふわネタでも
前口上
バレンタインシーズンですね。チョコもらえなかったのでチョコチップマフィン焼こうと画策しています。
ネットに流れてきた恋愛、結婚まわりのネタ(統計)が少したまったので紹介してみます。
オタクでもっとも未婚率が高いのは男は同人誌、女はアイドル。
荒川和久氏の調査によると、 オタクでもっとも未婚率が高いのは男は同人誌、女はアイドルだそうです。逆に低いのは男はコスプレ、女はパソコンか鉄道。
技術同人誌は読むのも書くのもやっていますね。。。他にも色々なオタクもとい趣味について分析しているのですが、概ね異性で好きな人が少ない趣味を持つほど未婚率は高いようです。
最近別件で女性オタクほど同担拒否の文化、同じキャラが好きな人とは一緒に作品を楽しめない傾向を知ったのですが、同じアイドルでも女性オタクの方が未婚率への影響が高いのはガチ恋というかのめり込みやすいからなのかもしれない。
氏のコラムはどれも面白いので読んでみるといいかもしれません。恋愛関係ないですが未婚男性短命の原因の一つは食生活という記事を読んでから自炊を頑張るようにしています。
男は話のおもしろさ、女は家事の得意さが求められている
ネット上の記事だと恋愛、結婚相手に求める条件として容姿や年収が取り上げられることが多いように思います。
たまたまJ-STAGEを見ていたら学歴・収入・容姿が成婚と配偶者選択行動に与える影響という論文を見つけました。結婚相談の成婚データを分析したものです。
調査結果を読むと学歴・収入・容姿以外だと男性は話のおもしろさ、女性は家事の得意さを求められている、高望みされているのが面白いと思いました。平均的な男性は話が面白くないし、女性は家事ができないとも言えます。
高倉健的寡黙な男性がかっこいいという時代もあった気もしたんですが、現代ではそうではないようですね。家事は極論惣菜買ったりでカバーできそうですが、話のおもしろさは一緒にいて楽しいにつながりやすい気もするので、陰キャな男は嫌だという女性の気持ちはちょっとわかる気もします。
共働きは増えているがフルタイム共働きは増えていない
専業主婦はだんだんと減ってこれからは共働きの時代だという風潮があるじゃないですか。自分も騙されててっきり世の中の夫婦はがんがん働いているのかと思ったのですが、そうではないようです。
男女共同参画白書によると、共働きは増えているがフルタイム共働きは増えていないそうです。専業主婦だった部分が女性側時短勤務に置き換わっただけで、夫妻ともにフルタイムで成立しているわけではないようです。
20~30年前だと妻が働くというと義理の親から反対されたという話もあったようなのでそこから比べると進歩なのですが、まだフルタイム共働きはマジョリティーでない、人と違う生き方はそれなりにしんどい部分なのかもしれないですね。
付加価値税27%とバーターに4人子どもを持つ母親は生涯所得税を払わなくてよいというハンガリーでは、もろもろの施策によって出生率が1.27から1.56まで上昇したのですが、17:00でお仕事終わりのようです。
日本では2024/04から運送業で年960時間の残業上限となりますが、議論しているレベルがちょっと違いますね。残業が常態化しているゆえに子育てを考えるとどちらかが時短にならざるを得ない部分があるのが日本の現実なのかなと。20年後に期待。
男性の育休取得率は14%
令和3年度雇用均等基本調査によると男性の育休取得率が14%、女性の育休取得率が85%だそうです。
IT企業だと男で育休とった人の話が結構流れてくるんですが、だいぶユニークケースですね。
育休中のリスキリングがちょうど炎上していますが、一方でコネヒトの調査によると、半分程度の夫は育休中の家事・育児の時間は3時間以下だそうです。政府が暇じゃんと言いたくなる気持ちもわからなくもない。
2025年までに男性育休取得率30%以上が政府目標のようなんですが、未達になる気はします。
また、住んでいる地域によっては夫婦同時に育休を取ると保育園即退園となるケースがあったようです。
30歳から34歳での結婚が離婚率低い
ユタ大学での研究によると結婚年齢によって離婚率は変わるようです。2006-2010年のアメリカでの統計。
年齢別離婚率は以下。
- 20際以下: 38%
- 20-24歳: 27%
- 25-29歳: 14%
- 30-34歳: 10%
- 35歳以上: 17%
日本でも同じかは不明ですが焦って早く結婚しすぎても離婚になる確率が高い可能性はあります。
たまたまYouTubeを見ていたらひろゆきの切り抜き動画のアドバイスで、アラサーの婚活中の女性に対して、子供が欲しいならいまいちな男性と結婚して子供を産んだ後にいい人と再婚すればいいという血も涙もない戦略が語られていました。
調べたら厚生労働省の資料によると父親の親権獲得率は13%でシングルマザーの再婚率は23%でした。前者については分の悪いかけではない可能性もありますが、G7の日本以外の国では共同親権があるようで、日本にも導入の議論がちょうど進められています。
所感
コロナ対策で自粛して引きこもっていると干からびそうなので何か行動したほうがいいですね。。。
少子化対策周りで言えば、エビデンスに基づく政策立案(EBPM)の本もいくつか出ているようでそれも気になっています。