chocoZAPで数ヶ月筋トレしたメモ。
chocoZAPとは
chocoZAPは「結果にコミット」で有名なライザップが作ったコンビニジムです。ライザップは30万/2ヶ月でトレーナー付きですが、chocoZAPは税込み3,278円/月なので価格帯が違いますね。
エニタイムフィットネスだと1万円弱、ゴールドジムで1万円ちょっとなので他の24時間ジムと比べても安いです。3ヶ月に一度くらい入会金無料のキャンペーンをやっていて、時期によって内容変わるのですが、基本的には体組成計とヘルスウォッチがもらえます。
なんでこんなに安いのかというと無人で設備も最低限だからですね。店舗によって設備にばらつきがあるのですが、標準的な店舗だとロッカーにも鍵がなく置くだけ、防犯カメラがあるのでそれで安全は担保されているということになっています。
シャワー等もなくスーツのままトレーニングしていいということになっていますが、実質的にはターミナル駅にあるより自宅の近くにあることを想定していて、家で運動できる格好でふらっと行って、家に帰ってシャワーを浴びるのがよくある使い方かなと。
マシンの種類は店舗によって違う
入店はスマホのアプリで入館証のQRコードをかざすと入れます。出る時も同じくQRコードをかざしますが一定時間でローテートしているので更新必須。
中には予約で使えるセルフエステや脱毛室と、オープンスペースにトレーニングマシーンが置いてあります。コロナ禍もあり、除菌スプレーが置いてあり、使用前後に拭いています。
トレーニングマシンの使い方はアプリで動画が見れます。一応自分のやったトレーニングをアプリに記録できるようにはなっているのですが、ちゃんと入れてそうな人はほぼいないかな...といったところ。
全ての店舗に全てのトレーニングマシンが置いてある訳ではなくて、狭い店舗だと代表的なものしか置いていなかったり結構ばらつきがあります。
平日晩御飯食べてからいくと男女比7:3~8:2くらいでしょうか。若い人が多いですが、年配の方もいます。休日の夜は男性がほとんどな印象。
メモできるリストバンドがあると最初は便利
アプリで見るとマシンの使い方と共に、推奨ウエイトが書かれています。マシンのウエイトの部分のピンを抜いて、入れたい重さにピンを入れます。椅子の高さなども調整できます。
これはチョコザップが悪いというより使う筋肉によって標準的な人が耐えられる負荷が違うという話なのですが、重さがマシンによって違うので記憶力悪いと調べるためにスマホを開く運用が面倒です。
wemoというボールペンで書いても消せるリストバンドがあるのですが、自分は番号に自分のよく使うウエイトをメモして使っています。慣れてくるとまあまあ見なくても覚えてきてはいますが。
マシンはよく故障している
普段ジムに行っていなかった人を対象にしているのと、人による説明なしに動画で見てねなので、使い方あっていないまま使用している人もいそうです。実際行くとどれか一つは故障していることが多いです。無人のコスト削減とジム初めての人がマシンを適当に扱うリスクが釣り合っているのかは謎だなと。
ピークだと故障率7%だったそうですが人気店だともっと高い印象。
チョコザップはフレンドリー会員という掃除他をすると割引がされる有償ボランティアに近い制度があるのですが、CtoCに近い仕組みで運営コストを下げようとしているようですね。
故障についても途中から使えないというカードを置く=>フレンドリー会員がチェックする=>本当なら運営に報告というフローになって、さながらボードゲーム。
スターターキットはなかなか入手できなかった
予想していたよりも会員数の伸びが良かったのでしょう。入会特典であるスターターキットは全く届きませんでした。6月に入会して手元に来たのが10月なので、アプリで体重トラッキングして.. という世界線にはなりませんでした。
当初は郵送前提だったのですが店舗で受け取ってに代わり、店舗ではスターターキット売り切れという状況が続きで後手後手だった印象。
体組成計とヘルスウォッチは選べないですが種類があるみたいですね。ヘルスウォッチの方は手元での連携がうまくいかず断念。体組成計は連携できたのですが、アプリの作りがこなれていない部分はあります。
自分はどちらかというと痩せ型で増量したいのですが、目標体重を上に置いたら達成しましたおめでとうと出て??とちょっとなりました。体組成計で結構情報出るので自分のユースケースだとヘルスウォッチは入らなかったかなと。後々の展開があるのかもしれないですが。
スマートウォッチだと血圧を測るというのは最新機種しかない高級機能だと思うのですが、おそらく安価な中華製のヘルスウォッチには荷が重かったのか連携を途中でやめています。Apple Watchと違ってウォッチをそのままUSBメモリ風に直差しできる部品点数減らした構造は面白いですね。
体組成計とヘルスウォッチはAPIは公開されていないようで、チョコザップをやめても単体として使い続けられるものの、データ連携はできなくなるようです。
chocoZAPは潰れるのか?
ライザップは不振企業を買収した結果一度経営難に陥っています。chocoZAPもこの値段で本当に持続的なビジネスなのか?は多くの人が疑問に思っている点だと思います。
ライザップは上場企業なので決算資料に色々情報がのっていますが、現時点では先行投資もあり赤字です。ただ、この短期間で競合の店舗数を追い抜いたのはすごいですね。退会率も1%以下の模様。
リアル x DXの融合が参入障壁というか売りポイントなので、純粋なソフトウェア企業だと真似できる部分は少ないのですが、チラシやバナー広告、LPのA/Bテストはかなり行われているようですね。
今後はアプリで睡眠記録や画像による食事解析もできるようになる模様。
競合の女性専用フィットネスのカーブスの決算も面白いです。2023年8月期ではなんと売り上げの6割が物販でほぼプロテイン。そういう意味でchocoZAPは客寄せパンダとしてプロテイン他関連商品を売りまくれば元は取れるのかもしれないですね。
所感
コロナで落ちた体力と血流が元に戻って良かったです。
使えないマシンがあるとモチベが減るので他のジムにも行ってみようかな。