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There's More Than One Way To Do It

小さくはじめるオンライン勉強会その2 (フルリモートパターン)

前回の続き

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検討するパターン

さてフルリモートでやる場合はどういう構成をとるといいでしょうか。

Web会議ツールを使う方法が簡単なようなので比較してみます。 有名なのはGoogle Hangout, Skype, Zoom, Wherebyあたりでしょうか

Google Hangout

  • 通常版: 最大25人
  • 新しいバージョン(Meet): エンタプライズプラン(3,000円/月/ユーザー)で最大250 人

外部ゲストも招待可能だが、元が社内用の作りのため公開設定が少し煩雑

Skype

最大10000人に配信できるブロードキャスト機能があるが、Skype for Business OnlineとOffice 365の機能であり、Skype for Business Onlineは2021/07に終了予定...

Slack対抗馬のTeamsに統合していきたいというのがMicrosoftの思惑の模様

Zoom

  • プロ(2000円/月): 最大100人
  • ビジネス(2700円/月 x min 10名): 最大300人

URLでinvite可能で、主催者側が参加者のマイクをミュートする機能などがある. プロプランでも追加でウェビナー用のアドオンを買うことでview onlyの参加者1万人まで対応可能(500人なら月2万円弱).

直近のオンライン勉強会でも80人くらいは問題なくできた実績があるようです。

Whereby

旧appear.in

  • 最大12人

URLで手軽に入れるのがうりだが大規模会議には向いてないですね

まとめ

ハンドリングのしやすさ、最大人数、事業継続性、事例等々考えるとZoomが一番安定してますかね。

他の勉強会のノウハウ記事でもZoom推しの人が多いので、他のツールを提案したかったのですが、無念...

より大規模な場合

一応カタログ値ではZoomはかなりの人数配信できますが、より大規模な場合、Web会議ツールとゲーム配信を組み合わせてもいいかもしれません。

1台のPCをWeb会議ツールでの共有用、もう一台のPCを配信用にすると安定するらしい。

直近のmixiの勉強会の資料でいうところのビデオカメラやPAを抜くイメージ

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出典: https://speakerdeck.com/mixi_engineers/live-system?slide=30

キャプチャボードでもいいですが、予算が許すならATEM MINI買うとハイブリッド勉強会でも融通がききそう

その他

オンサイトがまったくないとスポンサーがつきづらい問題はあるようです。

一方で会場スペースも必要なく、軽食もないので配信機材を一度揃えれば費用はほとんどかからない気も。

一応ForkwellはオンラインでもOKというプレスリリースを出しています。

所感

頑張って調べた割にはZoomの牙城を崩せなかった...

講演者のインターネットが細い場合、Flashアニメののりでスライドの移動と音声だけ同期できれば軽くはなりそう。一方、ニコナレは2019/08にサービス終了しており、時代的には細かい節約より5Gで殴る方向性ですかね...

Future Work

LiveShellとか